2021年立教大(文系)の選択科目

11/25に2021年度入試の概要が立教大学からあらためて発表されました。

一番大事なのは、

①「個別学部入試」がメインで「全学部入試」がプラスアルファ、という従来のイメージから

基本的に「全学部入試」のみになり(5日間も実施する)、あと1日を文学部のみを対象とする入試日とする

②英語の試験は(文学部以外)実施せず、外部検定のスコア(または共通テスト)を得点化するということです。

さて、

今後のメインとなる「全学部入試」ですが、立教大学の発表では、

「日本史」「世界史」の実施日程が4日間(と文学部用の1日)であるのに対して、

「数学」の実施日程が2日間

「政治・経済」「地理」の実施日程が1日のみとなっています。

つまり、「歴史」での受験者は、文系の場合4日分(文学部はさらに+1日で5日分)のチャンスがあるのに対して、

「政治・経済」のでの受験者は、文系の場合1日のみしかチャンスがない、ということになっているので注意が必要です。

(もともと2020年度までは、立教は2/6の全学部入試でのみ「政治・経済」受験が可能で、個別学部日程では「政治・経済」で受験できませんでしたが。)

なお、理学部の全学部日程は2日間を予定しているようです。

”それでも”2021早大(国際教養)は英語+【英語外部検定】+【共通テスト】

英語成績提供システム(=共通テストとセットになった英語外部検定試験)の延期が公表され、

その後の各大学の対応が注目されます。

現在「対応中」の大学が多い中、

【英語外部検定試験】【共通テスト】をメイン入試(一般入試)に新規導入する予定だった早稲田大学国際教養学部が、

予定通り実施することを、11/8公表しました。

共通テストで前提となっていた英語成績提供システム(共通ID)は、なくなりましたので、

各自(一部の 試験は試験団体に大学へスコアの直送を依頼)スコアを提出することになります。

英語外部検定試験のスコアなど「英語4技能型」など(募集人数の割と少ない)複線入試ではなく、

「メイン入試」で【英語外部検定試験】と【共通テスト】が必須となることが、従来通りの路線で決まったことになります。

(より正確に言えば、英語外部検定試験のスコアがなくても出願できますが、最大20点となる加点が0点になります。ただし英検2級でも7点もらえますので、スコアは提出すべき。)

つまり、早稲田大学国際教養学部では、

 ○英語力…学部独自試験(80点)+英語外部検定試験(20点)

 ○国語力…共通テスト(50点-記述問題含む)

 ○選択科目…共通テスト(50点)

となるわけです。

共通テスト自体での英語外部検定はなくなっても、英語外部検定試験の活用は各大学で今後拡大していきそうですので、

4技能を向上させていくことは、高校生にとって大切なことは変わりませんので、注意してください!