忘れものを、届けにきました

もうすぐ梅雨の時期でしょうか。

濡れても快適に過ごせるよう、この時期は替えの靴下を仕込んでおくなどすると良いかもしれません。

雨が降っているのを見ると、映画「トトロ」の雨のシーンを思い出します。

この映画のキャッチコピーが、今までに出会ったキャッチコピーの中で1番好きです。


「忘れものを、届けにきました」

こんなにぴったりでぐっと来る一言、他にあるでしょうか。

調べてみると、トトロと火垂るの墓は同時上映作品で、この2つを繋ぐキャッチコピーがこちらだったようです。

そこから、このキャッチコピーを生み出した糸井重里さんの本を色々と読むようになったのですが、なかでもこちらは読みやすくて、とてもおすすめです。



『ボールのようなことば。』 著者:糸井重里

無意識で、普段気付かない、気付けないようなことに気が付かせてくれる

そんな詞がたくさん収録されてあります。

特に私は

「後ろ姿」をいいなぁと思う話と

「伸びたくて仕方のない青竹のような若い季節」を過ごす話がとても素敵だなあと思いました。

後ろ姿 を考えたとき、

皆さんは、なにの、どのような後ろ姿を思い出しますか?

糸井重里さんは、トトロ以外にも多くのジブリ作品のキャッチコピーを手掛けています。

ジブリ好きの方は、ぐっと来るものもきっと多いはず。

普段本を読まない方でもさらっと読めてしまう本なので

是非手に取ってみてください。

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